釣果報告
2003/07/13
日本最大の純淡水魚・ビワコオオナマズ(ツアー商品外)
この日の天候は雨だったため日中でも琵琶湖大鯰の活性は高く次々にアタリがでました。
琵琶湖から流れ出す唯一の河川「瀬田川」。そこでは琵琶湖水系にのみ生息する日本最大級の淡水魚「琵琶湖大ナマズ」が狙えます。日本在来の巨大淡水魚といえば「アカメ」や「イトウ」が生息しているが両者とも海水域にも生息するため厳密な意味での純淡水魚としては「琵琶湖大鯰」が日本最大といえるだろう。
日本には3種類(ナマズ、ビワコオオナマズ、イワトコナマズ)が生息しているが中でもビワコオオナマズ[Silurus biwaensis]は最大で1mを超え、日本の在来純淡水魚としては最大の魚であると考えられる。
ユーラシア大陸に南方大口ナマズやワラゴーなど同属の近縁種が生息しているので、ナマズが琵琶湖で大型化したものであるというよりは大陸の大型魚が琵琶湖の環境で唯一生き残った遺存固有種である
と考えた方が自然であるだろう。